はじめに
営業では、商談や提案力が注目されがちです。
しかし、10年以上営業を続けてきて感じるのは、
「メールが丁寧な人ほど、仕事も丁寧」
という印象を持たれやすいということです。
実際、メールはお客様との最初の接点になることも多く、その後の信頼関係にも大きく影響します。
今回は、私が営業で意識しているメールの書き方をご紹介します。
①件名だけで内容がわかるようにする
忙しいお客様は、件名だけでメールを判断することがあります。
例えば、
×「ご連絡」
×「お世話になっております」
では内容が分かりません。
一方で、
〇「【〇月〇日ご訪問のお礼】株式会社〇〇 佐藤」
〇「【ご確認のお願い】ご提案資料送付の件」
のように書くと、メールを開く前に内容を把握できます。
②最初に結論を書く
メールも報連相と同じです。
結論を最初に書くことで、相手は内容を理解しやすくなります。
例えば、
本日はご提案のお時間をいただき、ありがとうございました。
ご提案した内容について、資料を添付いたします。
その後に詳細を書くことで、読みやすいメールになります。
③長文になりすぎない
一文が長いメールは読みづらくなります。
私は、
- 1文は短く
- 1段落は2~3行
- 箇条書きを活用する
ことを意識しています。
スマートフォンで読む方も多いため、見やすさはとても大切です。
④相手が次に何をすれば良いかを書く
良い営業メールは、相手が迷いません。
例えば、
- ご確認をお願いいたします。
- ご都合の良い日時をご返信ください。
- ご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
この一文があるだけで、相手は次の行動を取りやすくなります。
⑤返信のしやすさを考慮する
メールは送って終わりではありません。
返信しやすい内容になっているかも重要です。
例えば、
ご都合はいかがでしょうか?
だけでは答えづらいことがあります。
そこで、
下記の日程でご都合の良い日時がございましたら、ご返信いただけますと幸いです。
・7月20日(月)10:00~
・7月20日(月)15:00~
・7月21日(火)13:00~
このように選択肢を示すと、お客様の負担を減らせます。
商談後のお礼メール例
最低ラインとして、下記の内容で問題ありません。
↓
件名:【お礼】本日はお打ち合わせありがとうございました
〇〇株式会社
〇〇様
本日はお忙しい中、お時間をいただき誠にありがとうございました。
ご提案内容がお役に立てれば幸いです。
資料を添付しておりますので、ご確認いただけますと幸いです。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
今後ともよろしくお願いいたします。
私が一番大切にしていること
メールの目的は、きれいな文章を書くことではありません。
「相手が気持ちよく仕事を進められること」
これが一番大切だと思っています。
そのために、
- 読みやすい文章
- 分かりやすい件名
- 次の行動が分かる内容
を常に意識しています。
営業メールは小さな積み重ねですが、その積み重ねが信用につながります。
まとめ
営業で信頼されるメールには共通点があります。
- 件名だけで内容が分かる
- 結論から書く
- 長文にしない
- 次の行動を明確にする
- 返信しやすい内容にする
メールは、お客様との信頼関係を築くための大切なコミュニケーションです。
派手なテクニックは必要ありません。
相手への配慮を積み重ねることが、営業としての信用を育て、やがて大きな信頼へとつながっていくのだと思います。

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