はじめに
営業1年目は、覚えることばかりです。
電話のかけ方、商談の流れ、商品知識、ビジネスマナー…。
毎日が新しい経験の連続で、目の前のことに精一杯だったという方も多いのではないでしょうか。
一方で、営業2年目・3年目になると、少し仕事にも慣れてきます。
しかし、この時期こそ営業人生の分かれ道だと私は感じています。
同じように経験を積んでいても、大きく成長する人もいれば、伸び悩んでしまう人もいます。
私自身も営業を10年以上続ける中で、その違いを何度も見てきました。
今回は、営業2年目・3年目で伸びる人に共通している特徴を、実体験を交えながらご紹介します。
①「慣れ」を「成長」と勘違いしない
2年目になると、仕事の流れは自然と身についてきます。
電話も商談も、1年目ほど緊張しなくなるでしょう。
ただ、この「慣れ」が成長とは限りません。
私も2年目の頃、「何となくできるようになった」と感じていました。
しかし、成果が伸びているわけではありませんでした。
伸びる人は、「慣れたからこそ改善点はないか」と考え続けています。
②毎回の商談を振り返る
営業は経験だけでは成長しません。
経験を振り返ることで初めて学びになります。
私は商談が終わるたびに、
- 何が良かったか
- 何が足りなかったか
- 次回試したいこと
を簡単にメモするようにしました。
小さな積み重ねですが、この習慣が営業力を大きく変えてくれました。
③数字だけで自分を評価しない
営業は数字が重要です。
しかし、数字だけを見ていると、一喜一憂しやすくなります。
たまたま契約が決まる月もあれば、思うように成果が出ない月もあります。
伸びる人は、
「今月の数字」だけでなく、
「自分は先月より成長できたか」
という視点を持っています。
長く成果を出し続ける人ほど、短期より長期で自分を見ています。
④自分の営業スタイルを作る
営業2年目・3年目は、先輩のやり方を真似するだけでは限界があります。
話し方も提案方法も、人それぞれです。
私自身、ある先輩の営業スタイルを必死に真似していた時期がありました。
でも、うまくいきませんでした。
そこから、
「自分ならどう伝えるか」
を考えるようになり、少しずつ成果が安定してきました。
自分らしい営業を見つけることが、この時期の大きなテーマだと思います。
⑤お客様との長期的な関係を意識する
契約を取ることだけを目標にしていると、営業は苦しくなります。
2年目以降は、
契約後の関係づくりも意識してみてください。
定期的な連絡や、小さな気遣いの積み重ねが、
「またお願いしたい」
という信頼につながります。
営業は契約して終わる仕事ではありません。
契約後こそ、本当の営業が始まると感じています。
⑥周りから学ぶ姿勢を持ち続ける
経験を積むと、
「もう大丈夫」
と思ってしまうことがあります。
でも、営業は常に学びがあります。
私は成果を出している先輩だけでなく、
後輩の工夫から学ぶこともありました。
年齢や役職に関係なく、
素直に吸収できる人ほど成長が早いと感じます。
⑦「営業人生」を意識する
営業2年目・3年目は、
目の前の数字だけでなく、
5年後、10年後の自分を考え始める時期でもあります。
どんな営業になりたいのか。
どんな強みを持ちたいのか。
その視点を持つだけで、
毎日の仕事への向き合い方が変わります。
私自身も、
営業を「今月の仕事」と考えていた頃より、
「営業人生」と考えるようになってから、
一つひとつの経験を大切にできるようになりました。
私が2年目・3年目の自分に伝えたいこと
もし当時の自分に声をかけられるなら、
「焦らなくていい。でも立ち止まらないでほしい」
と伝えたいです。
営業は、急に大きく成長する仕事ではありません。
毎日の小さな改善が、数年後に大きな差になります。
だからこそ、
結果だけでなく、
「昨日より少し成長できたか」
を大切にしてほしいと思います。
まとめ
営業2年目・3年目は、
慣れが出る一方で、
本当の実力が身につく大切な時期です。
伸びる人に共通しているのは、
- 慣れても改善を続ける
- 振り返る習慣を持つ
- 数字だけで自分を評価しない
- 自分らしい営業を作る
- 長い信頼関係を意識する
- 学び続ける姿勢を持つ
- 営業人生という視点で考える
ということでした。
この時期の積み重ねが、その後の主任や管理職としての成長にもつながっていきます。
もし今、営業2年目・3年目で悩んでいるなら、焦る必要はありません。
一歩ずつ改善を続けることが、未来の自分への一番の投資になるはずです。

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