みなさんはじめまして。yuuと申します。今回はビジネス上での表現力UPにつながる情報をお届けします。私は大手広告会社で6年半勤務後、現在は中小企業での管理職として勤務しています。今回は佐藤靖氏の著書『人間関係に効く「大人の語彙力」手帖』からピックアップしたものになります。
こちらは、中田敦彦氏のYouTubeでも取り上げられていましたね。この企画はとても魅力的なものだったので、他の言葉も今回ピックアップしてみました。※もっと詳しくし学びたい場合には、ぜひ本書を手に取ってみてください。
こんな方に読んでほしい
・語彙力がなく表現がワンパターン
・メールや書面でのやりとりが多く、表現を増やしたい
・周囲と差をつけた言葉を使いたい
社内でも社外でも役に立つスキルになること間違いなし!今自信がない方のサポートになれば幸いです。
①ご容赦ください
「人の失敗などを許し、大目に見る」という意味がありますが、相手の要求を柔らかく断る際にも使える表現です。
無理な条件を突きつけられた時など、「無理です」「できません」ではなく「ご容赦ください」と言うと良いでしょう。「お許しください」とへりくだってお願いし、断る意味になります。
使用例:こちらの件はどうかご容赦ください。
②私の一存では
決定権がない事象の時や、答えにくい質問の時など、「私の一存ではお答えいたしかねます」という定番のフレーズがあります。トラブル対応等で、その場での回答を保留にしたい場合にも有効な表現ですね。
ただし、「私の一存では」と言ったからには、上司と相談後に再度対応する必要があるので、それを忘れないようにしましょう。
使用例:私の一存ではお答えいたしかねます。
③あいにく動かせない予定が入っております
社内でも社外でも誘いを断りたい時があるでしょう。はっきり「ノー」と言えたら楽ですが、「失礼なやつ」と思われその後に支障が出てしまっては元も子もありません。
まずはお誘い頂いたことへのお礼を伝え、「動かせない予定が入っておりまして」と言うと、実際はどうあれ事情を汲み取ってもらいやすいです。「大事な約束が」と言ってしまうと優先順位がついてしまうので、絶対に避けましょう。;
使用例:せっかくですが、その日はあいにく動かせない予定が入っておりまして。
④安請け合い
何かを依頼された時、自信がない時は断ることもあるでしょう。「時間がない」「やりたくない」が正直な理由だったとしても、そのまま伝えるのではなく失礼なく断りたいところですね。そんな時に有効な言葉が、「安請け合い」です。
これは「軽々しく引き受けること」を意味しています。引き受けたい気持ちはある一方で、安請け合いしたことで却って相手に迷惑をかけたくない、そんな返答ができればスマートですね
使用例:「安請け合いをしては、却ってご迷惑をおかけすることにもなりかねませんので。」
⑤無にする
お誘いをどうしても断らないといけない時、敬意を示して返事を入れましょう。感謝の言葉に加えて、「お心を無にするようなお返事となりまして、大変恐縮しております」と伝えることで、「お断りします」の表現を使わなくても相手に気持ちを届けることができます。「無にする」とは「無駄にする」という意味です。
使用例:「お心を無にするようなお返事となりまして、大変恐縮しております。」
最後に
いかがでしょうか?既に知っている場合には復習として、初見の方はぜひ明日からの発言に取り入れてみましょう!一番に近道は自身でアウトプットすることです。はじめは口が慣れずに言いにくいはずですが、毎日の積み重ねで少しずつ身につけていきましょう!
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